前回、天川村冬季ニジマス管理釣り場で思った以上にボコボコにやられてしまった(?)ので、今回はポンドタイプのフィッシングランド久宝寺緑地へ。
ここはフライフィッシングを始めるにあたって、昨年キャスト練習をする場所として足繁く通った管理釣り場。バックスペースが十分に確保されており、実践形式で練習する場所にはもってこいの場所。
今回はちょうどオープンに行くことができたので、その様子をお伝えします。
しかしながら台風21号が台湾らへんで熱帯低気圧に変わり、その影響で雨雲が近畿一帯を襲い一日雨。というか時間帯によっては土砂降り、風も吹き出して横殴りの雨。よくもまぁこんな天気の中で釣りをしようとするもんです。
というか、雨のおかげで園内のフライエリアは貸切状態……ッ、周囲を気にすることなく集中できました(笑)
あ、今回雨が降るとわかってたんでハンターカブくんはお休みしてもらってます。
さて、フィッシングランド久宝寺緑地は9時オープンですが、8:30の到着時にはすでに10人以上入口に並んでました。さすがオープン日……
待つこと15分くらいで開場……8:45から整列順に中に入って順番に券売機で釣り券を購入。と、ここで今年になってから登場した新札なんですが、券売機が新札に対応しておらず旧札しか使えないという、よくあるアレ。財布の中を見てみると千円札はすべて北里柴三郎。……万券はヨシ、福沢諭吉だ!(笑)
早いこと新札対応してくれると助かるのですがね……
1日中雨の悪天候を知りつつも、迷うことなく1日券を選択。そして上で書いた状況で釣りをすることになるのでした。
プールの状況ですが、水質はオープン初日とあってかクリアな水質。ニジマスはよく見える、といった感じですかね。
スタッフの方と話しましたが、ニジマスは流れのあるプールの端ではなく、流れのない中心部に定位しているとのこと。実際その通りでほとんどのニジマスがプールの真ん中に陣取っていました。
とりあえずフライはマラブーストリーマーからで……10番フックをまだ購入しておらず12番フックに巻いてます。
投入後、タナにつくまで放置していると、
落パクでした。流石にオープン初っ端はフォールさせるだけでためらいもなくひったくってくる(笑)
ここのニジマスは千早川マス釣り場より大きめでアベレージで35cmくらいでしょうかね。かなり元気で引きもよく、楽しませてくれます。
けど流石に落ちパクで来るのは最初の方だけで、次第にフライに警戒し始めたのでリトリーブでのストップ・アンド・ゴーでアタリを拾っていきます。
11時頃には一旦雨が落ち着いたので、ちょっとフライを変えてインジケーターの釣りに。
……あたんねぇ(笑)
いや、釣れるには釣れるけど明らかに反応が悪いんですわ。ちなみにフライはモップフライにエッグフライやらトラウトガム、果てはブラッシーまで変えてみるけれど、劇的に反応してくれる感じではない。
で、次に試したのがビーズヘッドオレンジ&パートリッジ、フェザントテイルパートリッジなどのソフトハックルのリトリーブ。
これはマラブーほどではないが、まぁまぁ釣れてくれる。
うーん……やっぱりマラブーのほうがいいのか。アオミドロとか他のストリーマーとかあればいいのかもしれませんが、手持ちはマラブーのみ。
インジケーターに反応するニジマスが居るのでもしかしたらと思い、ドライフライ(ピーコックパラシュート)を結んで投げてみると、
ガッツリ口の中に入るレベルで出たり。
といっても、たまたま出てくれたみたいで夏場みたいにかっ飛んで食らいつくような感じではないですね。後にも続かなかったし。これもフォーム系のフライとかならイケそうな?今度巻いてみようかな。
その後はバラシも何度かあったものの安定のマラブーで順調に数を伸ばしていき、最終31匹という結果に。
途中、土砂降りで横殴りの雨のときはやりづらかったけれど、ああいった状況で釣りをすることはまあないのでちょっと新鮮な気分でした。しかもそのときが一番食いが立ってたっていうね(笑)
フィッシングランド久宝寺緑地は翌年の4月頃までオープンしているので、渓流の解禁までこれからちょくちょく遊びに行こうと思います。