電車釣行のメリット・デメリット、気をつけるべきポイントをさらっと解説

釣りの基礎知識
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釣りに行こうと思っているけど、車を持っていない、あるいはちょうどその日は車が使えない……そんなときは電車での釣行を考えてみるのはいかがでしょうか?

この記事では電車釣行のメリット・デメリットや気をつけるべきポイントを解説していきますので、参考までにご覧下さい。

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電車釣行のメリット・デメリットは?

移動の負担のなさは電車釣行最大のメリット!

なんといっても電車釣行最大のメリットは移動時の労力がかなり少ないこと!

車で移動する場合、行きはともかくとして、帰りは釣りの疲労が溜まった状態での運転になりがちです。疲れた状態での運転は危険を伴う可能性があります。

電車釣行なら電車が目的地まで連れて行ってくれるので、そういったことを考慮する必要性は一切ありません。ただし、寝過ごして乗り換えや降りる駅を通過してしまわないように注意しましょうね。

当然、駐車スペースを気にする必要はなし

車で移動した場合、駐車場や駐車スペースが必要があります。電車釣行の場合は自分の身ひとつで釣り場まで行くので、駐車場を気にする必要は全くありません。特に小さな漁港や、駐車スペースの狭い釣り場にも気軽にエントリーできるのが強みとなります。

朝マズメは期待しないほうがいいかも?

電車の始発時間、目的地までの距離にもよりますが、場合によっては朝マズメに間に合わないこともあります。基本的に朝マズメはあまり狙おうとせず、どちらかといえば夕マズメ狙いにフォーカスして計画を立てたほうがいいかもしれません。

エギング等、デイゲームでもできる釣りであれば、のんびりとお昼の時間帯で釣りをするのも楽しいですよ!

駅から遠い釣り場は電車釣行向きではない

基本的に電車釣行では駅から近い釣り場にポイントが絞られます。だいたい徒歩30分くらいの範囲内の釣り場であればおおむね問題はないかと思います。釣り場が駅から近ければ近いほど、体力の消耗は少なくなるので電車釣行向きといえます。

ポイント間の距離が遠いランガンは不向き

ランガンする場合、ポイント間の移動は徒歩か再度電車での移動となります。移動先が現在いるポイントの近くであればそのまま徒歩で移動すればいいのですが、離れたポイントへ向かう場合は電車で移動することになります。

しかし、追加で交通費が掛かってしまうので、ランガンをする場合は極力近距離範囲内に絞った方がいいでしょう。

電車釣行の気をつけるべきポイント

荷物は可能な限り最小限に纏めよう

電車は公共の交通機関です。他の乗客の迷惑にならないように配慮して荷物は必要最低限で纏めるようにしましょう。機動力を重視した軽装備なら荷物はかなり少なく出来ます。

必要な道具はすべてバッグに詰め込み、手荷物はバッグとロッドのみといったぐらいであれば電車内でもほぼスペースを取りません。

ルアーもなるべく多くは持ち込まないようにして、必要なものだけ選別して持っていくようにしましょう。

釣った魚を持ち帰る場合はクーラーボックスが必要になります。大型のクーラーボックスは電車内で場所を取ってしまいますので、出来れば小型のクーラーボックスや折り畳めるクーラーバッグなどが望ましいでしょう。

どうしても大型の魚を持って帰りたい場合は大型のクーラーボックスをキャリーカートに乗せると持ち運びやすいです。その場合、電車の混み合う時間帯は必ず避けるようにしましょう。

ロッドはパックロッド等のモバイルモデルなら、大きなロッドケースを持ち運ばずに済みますのでオススメです。ただしパックロッドロッドケースは釣りをするときの手荷物となってしまいます。折り畳める竿袋なら折り畳んでバッグにしまうことができるので、快適に釣りをすることができます。

また、ロッドを電車内に持ち込むときはロッドケースや竿袋に必ず収納するようにしましょう。剥き出しのままのロッドは不意にぶつけたりして破損に繋がるだけでなく、他の乗客に当たって怪我をさせてしまう懸念があります。

荷物は少なくても電車の混む時間帯はなるべく避けたほうが無難

基本的に朝の通勤・通学時間帯や夕方の帰宅時間帯などの混み合う時間帯はなるべく避けたほうが無難でしょう。手荷物が多くなる場合は必ず人の少ない時間帯を選んで乗車した方が賢明です。朝7時~9時、夕方17時~19時くらいが一番混みやすい時間です。

匂い対策を万全に!

魚を持ち帰る場合、クーラーに入れて持ち帰ると思いますが、その際匂いが周囲に漏れないように配慮する必要があります。フリーザーパックなどの密閉できる袋や容器に魚を入れてからクーラーに入れることで、クーラーの清潔さを保ちながら匂いも漏れないようにすることができます。

またフィッシュグリップやランディングネットを使用したのであれば、海水などですすぎ洗いをし、乾燥させたあと、密閉した状態で持ち運ぶことが望ましいです。

終電時間を考慮して釣行時間の計画を立てる

デイゲームはともかくとして、ナイトゲームの場合は終電時間を考慮して釣行の計画を立てておく必要があります。時間を忘れて釣りに集中してしまい、気がついたら終電がなくなっていた、という事態は絶対に避けなければなりません。

釣り場から駅までの移動時間、乗り換えの時間も踏まえて事前に決めておくことでスムーズに行動することができます。事前に釣り場までの経路や時刻表を調べておき、念入りに計画を立てておくといいでしょう。

まとめ

電車釣行はとにかく気軽に、気楽に釣りにいけるのが魅力! 荷物を極力少なくすれば移動でのストレスも少なく済み、事前にしっかりと釣行計画を立てていけば充分釣りを楽しむことが可能です。

ただ、やはり公共の交通機関を利用するので、周囲の利用客に迷惑はかけないように心掛けましょう!

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