さんさんと太陽が照りつける2025年の夏。連日どこもかしこも猛暑日と言われてたりしますが、毎年のことじゃないかなぁ……と個人的に思ってたり。
春から夏に近づくにつれ、うちの近所の用水路でもオイカワの姿が見られるようになりました。5月頃に1度石川の様子を見に行ったのですが、そのときはオイカワの姿は見られずじまい。違うポイントに居た可能性もあるけれど……
時期も時期なので、婚姻色のオイカワが遡上してるだろうな……と、期待して石川へ。
今回は8月某日、オイカワのフライフィッシング釣行記録となります。
水量が減ってますね……
石川へ到着して河川敷に降りてみると、なにやらいつもと違う雰囲気……入川後近くの瀬を見てみると、普段よりも大人しい流れになってます。いちおうオイカワの姿や散発ながらライズはあることを確認。
原因として考えられるのは8月中にまとまった雨が降ってないせいかと思います。流れが滞り、河川が澱んでいるみたいで、川の色も緑がかり、匂いもちょっとキツイ感じになってました。
ちょっと遡ったところにある堰周辺はかなり干上がってる状態です。

石川でこれだけ渇水してるとなると、ほかの河川や渓流も結構渇水してそうですね……
上流チェック後、下流に戻る
オイカワの反応を確かめながら堰を超えて上流へ行くも、上流側に移動するにつれ、オイカワの姿は見られず。オマケにやっぱり水量が乏しい……
すこしフライを流してみましたが、これといったアタリもなく、そのまま引き返し下流側へ。

岸際にサギも集まってたりするので、下流側の方が気配濃厚……
ウェットフライは諦めてドライフライに切り替え……
水量が減って川全体の流れが緩くなってるので、ウェットフライではうまくスイングさせることができなかったので、ウェットは諦めてドライフライでオイカワを狙うことに。
使用フライは#22CDCミッジ。

CDCはクリーム色の比較的視認しやすいカラーで巻いてあり、濁りのある水では比較的フライの位置がわかりやすい。
なんとかオイカワゲット!
目視でオイカワのライズが確認できるポイントへフライを上流側から送り込むと、素直にオイカワがフライに目掛けてアタック。小さいながらも水飛沫を上げながら派手に食いついてくれました。

13cmくらいのオスのオイカワ。太さもあり、このサイズともなると水面下を走れば、ロッドが絞り込まれるくらいでやりとりも楽しめます。
うっすら婚姻色が出てきたかなぁ……くらいの色ですね。
この日、ドライをするつもりはなかったのでフロータントやフライの水分を拭き取るフライカチーフやティッシュを持ってきていなかったので、息を吹きかけては乾かしながらフライを投げていきました。(つもりはなくとも準備はしておくべきですね……)
そのあともポツポツと釣れる


下流へ下りながら、ポイントを見つけてはクロスかアップクロスにキャストして、何匹か追加していきました。
追星も出てる婚姻色のオイカワも釣れましたね。

お昼頃納竿

さすがに暑いので汗が止まらない……なのでお昼過ぎに撤収。身近な河川で狙えるので、気が向いたらサッと行ってサッと帰れるのも魅力ですよね。
別日にも釣行
川の状況は変わらず、渇水続きでした。まとまった雨が降らないとやっぱり状況改善には至りませんね。
この日はハナからドライフライのみで狙い、良型をつ抜けくらいまでは釣りました。



フライサイズにもよるかもしれませんが、ドライフライで出てくるのはわりと良型が目立つような気がします。
もしかしたら小型のオイカワは追いきれなかったり、啄む程度でフッキングまで至らないのかも?