こんにちは、お久しぶりです。
今回の記事は前回投稿したワカサギの記事からいままでのおよそ三ヶ月間……アマゴを追い求めることに集中していた期間の釣果などなどを振り返り、ダイジェスト気味に書いたものとなっております。
3月 玉川峡のリベンジ……失敗
昨年はなんとか玉川峡で一匹だけアマゴを釣ったのですが、シーズン全体としては惨敗という結果に……なので、今年こそはと思い、再び玉川峡へ。
解禁直後なら……と思っていましたが、考えが甘かったようで……
釣行したのは3月初旬と中旬の2回で、結果としては釣果はボウズで、見事撃沈。リベンジするつもりが、まさかの追い打ちでした……

インジケーター+ニンフで流してみたものの、インジケーターに反応が出ると言った様子もなく、解禁初期の難しさというものを痛感。いちおう、魚影らしきものは確認したのですが、結局釣れなかったのでもしかしたらあれはあまりの釣りたさに見た幻覚だったのかもしれないですね(笑)
3月後半はフィッシングランド久宝寺緑地が3月末で閉鎖という話を聞き、閉鎖まで足繁く通いました。

フィッシングランド久宝寺緑地は移転となり、公式instagramでもアナウンスがありましたが、今年度の11月に浜寺公園で営業を開始するとのこと。
また11月には浜寺公園でエリアトラウトも狙ってみるつもりです。(ついでに浜寺チニングも久々に行こうかな〜
4月 五條市の渓流、いってみますか
玉川峡のアマゴは早々に諦め、以前より気になっていた渓流があったので、そちらのほうをチェックしてみることに。
五條市漁協の管轄する宗川、舟ノ川エリア。
舟ノ川は割と有名らしく、ネットで調べてみると結構情報が出てくるものの、宗川のほうはというと舟ノ川ほど情報は多くはなかったですが、漁協のHPの釣果情報でもいちおう釣れていることは確認できます。
とりあえず家から近い方の宗川から釣行してみることに。
4月 1回目の釣行……
1回目の釣行では水温がまだ1桁台の9℃だったので、インジケーター+ニンフの釣りをして、これまたボウズ……そもそもインジケーターに出ている反応を見逃している可能性もあるかもしれません。
もしかしたら自分の場合、ストリームでのインジケーターフィッシングは苦手な部類かも、と身に染みたような気がします。

ただ、思った以上にカゲロウのハッチがあり、ハッチ量も多かったのでもしかしたらドライフライでも釣れてたんじゃないかな、と後になって後悔。

カディスも予想より豊富にいたので、よりドライフライへの期待が高まります。

それから数日後の初旬2回目の釣行……
この日はドライフライを投げていましたが、予想していたよりも反応はでてくれませんでした。アマゴが水面を意識し始める水温にはまだいたってないのでしょうか。
諦めかけたとき、岩と岩の間を流れるスポットに何気なしにフライを落としてみると、アマゴがヒット……したものの、油断していたため焦ってフライラインを緩めてしまったので、フックアウト。もう出てくれませんでした……ぐやじい。
4月も半ばに差し掛かり、日に日に春らしい暖かさになってきた頃に3回目の釣行!
この日やっとのことでアマゴを釣り上げることに成功!

小さなプールに流れ込む緩い流れでフライを流していると水面に出てくれました。
ちょうど4月中旬ということもあり、ドライフライに反応してくれる水温になっていたようです。
ハッチしていたカゲロウがなんの種類か判断がつきづらかったので、汎用性の高いアダムスパラシュートを巻いておいたことが功を奏したのかも知れませんね。
ただ、そこまで活性が高くなかったのか、一応水面には出てくれるもののフッキングに持ち込めるまでなかなか苦労し、その日のアマゴの釣果は2匹でした。
4月後半、手応えアリ!
本格的に春めいてきた4月の後半、川の水温もさらにいい感じの水温になってるだろうと思いつつ、さらなる釣行を重ねます。
ドライフライをアマゴのいそうなところへ送り込むと、反応はすぐ出てくれました。


玉川峡ではたいへんお世話になったカワムツくんも釣れてくれます(笑)

ただ、自分の川を釣り上がる技量がまだまだなのか、結構な頻度でアマゴを走らせてしまっていました。(不用意に近づきすぎたりして、釣り人の存在を気取られて魚が逃げること。逃げた魚は警戒して釣れなくなる)そのため、釣果に数を出すことができません。とはいえ、少なからずアマゴは釣れているので、あとはフィールドで練習を重ねていくしかありませんね。

帰りの道の駅で撮影したツバメ。子育ての真っ最中かな?
5月 ドライフライシーズン本格化!
5月に入ると一般的にフライフィッシングの最盛期となります。なので、釣果の方も上向きになってくれることを期待して、釣行に臨みました。
GW〜はスレやすい?
最盛期ということもあり、渓流には多くの釣人が入るので魚もスレやすい、というのをよく耳にします。宗川でも流石に先行者がいたり、すでに釣られたあとだったりすることもあるだろうな、と思っていたのですが、杞憂みたいでした。



高活性だったようで、いろんなポイントでアマゴが出てくれました。

こういう感じの瀬でも出てきてくれるようになり、ドライフライシーズンらしい状況でした。

中にはこんな小さなアマゴまで#14サイズのフライに飛び出してきたり。
ようやくフライフィッシングで満足にアマゴを釣ることができたので、ちょっと心の余裕も出始めてきました。



自然に目を向けて、いろんな写真を取ってみたり……渓流釣りならではの楽しみ方を満喫したいな、と思ってたりします。
そろそろあそこにもいってみたい……
5月半ばに差し掛かると山の中はまだ涼し気ですが、街の中は夏が近づきつつあります。
五條市の年券を購入した際、実はもう1箇所の年券も購入していました。
野迫川村の川原樋川、およびその支流の遊漁券です。
北今西あまご放流釣り場でお世話になった川原樋川ですが、以前よりこちらの川も気になっていたので今年は行ってみようと考えていたのです。
野迫川村の解禁は、他の漁場よりも1ヶ月遅く解禁し、1ヶ月早く禁漁となります。シーズンが短いんですね。標高の高さと気温の上がりにくさが理由らしいのですが、3月の半ばですら最低気温が真冬並みだったり。
そんなわけで解禁の4月は敬遠して、5~6月から行ってみようと思い、5月中旬頃に腰を上げました。
休憩を挟みながら片道2~3時間の道程を越えて、現場に辿り着いたとき、川を覗いてみるも先行者の姿あり。流石に関西人気の渓流は平日でも釣り人の姿はあります。(自分もその1人)
最初は先行者の後を追う形で遡上していきましたが、入渓地点でまさかのヒット→慎重にやり取りしたあげくバラしたあと、ある程度上がったところで「これ以上は時間を掛けられない」と思い、退渓し別のポイントを探してみることに。
そして辿り着いたのが大股の養魚場付近。シーズン初期には賑わうらしい人気ポイント。既に車が1台止まっていましたが、本流と支流どちらに入ったか分からなかったので、ここは支流を攻めてみることに。
幸いにも結果支流は後追いにならず、アマゴを2匹釣ることが出来ました。


総括
3月の玉川峡は撃沈に終わりましたが、4~5月は渓流フライフィッシングを存分に堪能することが出来ました。フライフィッシングの知識や技術は未熟ながらも応えてくれるアマゴ達に感謝するばかりです。釣果的には爆釣とまではいかないものの、結果を出せたことで自信がついたような気がします。
5月末から梅雨入りが発表され、6月初旬は雨が多く、あまり渓流にはいけてませんでしたが、天気が良ければ今後もフライフィッシングをするために奈良の渓流にお邪魔させていただくことになると思います。
6月中旬現在、既に気温が夏日となっており、渓流の様相もおそらく夏模様に変わっているかもしれません。夏のアマゴは更に難しいも聞き及んでいますが、それでも自然観察したり、ツーリング気分で釣り場に向かったりすることになると思います(笑)
とりあえず、集中的にアマゴのフライフィッシングをしていた3~5月の経緯とご報告ということでした〜。